出産予定日(≒妊娠週数)の決め方

妊娠週数とは、妊娠中には最も重要な数字です。
流産や早産の基準になる大事な数字です。例えば、妊娠20週では流産になりますが、妊娠22週では早産となり、赤ちゃんの今後を考えるうえでも大事な数字です。また、妊婦健診の時に「大きめですね」「小さめですね」と言われてドキドキする人もいるでしょう。その「平均の体重」も妊娠週数が基準です。出産予定日を40週0日として、そこから逆算して計算されます。

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出産予定日はどうやって決める?

多くの女性は4週間に一回、つまり28日に一回程度の周期で月経(生理)が来ます。よって、妊娠する前の最後の月経(=最終月経)の初日を0週0日として、40週0日を出産予定日としていました。このような場合には、最終月経の2週間後、つまり、妊娠2週0日に排卵して受精して、妊娠に至るということになります。昔は最終月経日しか基準になるものがなかったから、このように決めていたのでしょう。
とはいえ、月経が28日周期ではない人もたくさんいます。そういう人はどうするのでしょうか?

超音波検査の発達した現在では、最終月経に関係なく、超音波検査での妊娠初期の赤ちゃんの大きさを基準にして予定日を決定することになりました。超音波の無い時代の予定日決定は最終月経から決めるしか無かったのですが、今では全然違う状況になっています。機器の進歩のおかげですね。

実際の予定日決定の流れ

妊娠で初めて病院に来たときに、問診で最終月経を聞きます。まずは、その日を基準に予定日を計算しますが、これは暫定的な予定日です。

通常は月経が2週間遅れたあたりで産婦人科にはじめてくる人が多いので、最終月経から計算すると妊娠6週くらいです。ここでは、子宮の中に妊娠しているかどうかを確認します。心拍も確認できる人もいますね。

その2-3週間後にまた診察をします。その時に、妊娠9週頃の赤ちゃんの大きさを測定して、それを元に予定日を決定することになっています。このあたりの赤ちゃんの大きさが個人差の一番少ない時期だからです。赤ちゃんのはかり方は、頭からおしりまでの長さ=頭臀長(CRL)を使います。

赤ちゃんがもっと大きくなってしまった時期に初めて病院に来た場合には、妊娠初期の頭臀長(CRL)を基準にするやり方は使えません。大きくなりすぎていて測れないからです。そういう場合は、児頭大横径(BPD)や小脳横径を基準にして予定日を決定します。CRLによる決定よりも誤差が大きくなります。もちろん、最終月経日も参考にします。

出産予定日が決まると、母子手帳をもらいに行って、妊婦健診が始まります。

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